選考プロセス

1,選考委員会の設置および運営に関わる規則とガイドライン

  選考委員は国際的な見識の有無や日本映画界における実績、有識者の意見などを総合的に判断し、主に映画製作の主要スタッフ(監督、脚本家、撮影)や芸術性の高いクリエーターの中から選出します。また、選考委員長は、その中で優れた国際的な知識と豊富な経験を有する方とします。
選考委員は選考対象作品に関して製作過程において関りがない方とします。
委員には、事前にAMPAS規約の原文および訳文、選考対象作品のDVD、作品資料を提供します。
選考委員は規約を満たした全応募作品を鑑賞した上で選考委員会に出席します。
各応募作品の主な国際映画祭での受賞歴、米国での配給会社の有無、国内興行収入等に加え国際的に高く評価され芸術的に優れた作品(日本の歴史的・社会的背景が描かれている作品)であるかを専門的に評価し合い、最終投票の上、日本からの出品作1本を選出します。
応募要項は日本映画製作者連盟のウェブサイトに公開します。問い合わせについては事務局が窓口となり対応しますが必要に応じてAMPASからの回答を得ます。
国内選考費用は、諸経費(選考委員謝礼、素材発送費等)を等分したものになります。(第95回:1作品につき約2.5万円)。

2,米国アカデミー賞 規約のリンク

96th Awards Rules

3,選考対象作品の応募方法

 
出品希望者は、書類審査用に以下の3点を選考委員会宛に送付してください。
① 日本選考申請書*
②作品DVDとチラシおよびプレス等(1セットを郵送)
③資格を満たす劇場公開日が確認できる印刷物 例:新聞広告(②と共に郵送)

書類審査を通過した作品には、選考委員会用の追加素材(DVD、作品資料)の提出を求めます。
*第96回米国アカデミー賞国際長編映画賞日本選考申請書 内容
作品名(邦題/英題)、上映時間、製作会社名(製作委員会を組成する全ての社名)、幹事会社名、プロデューサー氏名(日本語/英語)および国籍、監督、脚本家、撮影の氏名(日本語/英語)および国籍、公開日・主な劇場名・上映館数、申請理由(200字以内)、米国映画芸術科学アカデミーに対するアピール(200字以内)、国内興行収入、米国での配給会社の有無(有る場合は社名)、米国での公開日(予定)、主な 国際映画祭での受賞歴、申請会社(社名、担当者名、住所、TEL、e-mail)

4,問い合わせ先

  第96回米国アカデミー賞国際長編映画賞 選考委員会/日本映画製作者連盟
mppaj@eiren.org

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