城戸賞
受賞者の声

第44回城戸賞 佳作 伊藤洋子「Change my life」

伊藤洋子 「今年はすごく運がいい」と何人かの占い師に言われ、単純ですが、十数年ぶりに『城戸賞』に応募しようと思い立ちました。そして長く自分の中で眠っていたこの作品を書きあげたい、登場人物に命を吹き込みたいという思いがフツフツと沸き上がり一気に!……とはいきませんでしたが、年齢を重ねた今だからこそ完成できたと思っております。

 本作品は、ある日突然目の前で友人を亡くし、サバイバーズ・ギルト(生き残り罪悪感)に苛まれた売れないカメラマンが、ホスピスで最期の時を過ごす人々の写真を撮ることで『命』に触れ、再生していく物語です。元々「明るく楽しく」をモットーに生きてきた主人公がどのように変化していくか、全セリフに思いを込めました。一つでも心に引っかかるものがあれば嬉しいです。
  
 最後になりましたが、読んで下さった審査員の方々、運営の方々に御礼申し上げます。今後も精進し書き続ける勇気をいただきました。

 


Copyrights © Motion Picture Producers Association of Japan, Inc.